決まった物しか食べない偏食の我が子に困り果ててるあなたへ
自閉症2児の父親のまさかまさおです。
今回は偏食に困っている親御さんに向けてのメッセージ兼アドバイスむしろ開き直りの方法について発信していきたいなと思っています。
先にお断りしておきますが、幼少期の食事は身体の発達にとって非常に大切なものであり、栄養のバランス等保護者の方が学びそれを食育に活かす事はとても重要なことだと私も認識しております。
初めに結論を申し上げますと、あなたの子供が今食べられるものだけ食べさせてあげてください。
何を分かりきった事をと思うかもしれませんが、それが全てなのです。
食べず嫌いというものがあります、何となく見た目がおいしそうに見えない食べ物です。
これらはある一定の年齢になった時にふと食べる機会があり、その苦手を何なく克服するといったケースがあります。
反対に身体が全く受け付け無い食べ物があります、反射的に嘔吐してしまったり、ひどい時には蕁麻疹等アレルギー反応が出てくる事などです。私は梅干しがこれにあたり幼少期に友達の家に行って梅干しおにぎりを出された事がトラウマになっています(泣)
「自閉症児は精神の発達が遅いが食べられる物のレパートリーもほんの少しずつ増えていく」
一文で表すとこういうことです。
我が子達も例えば幼稚園で水筒には水か麦茶でと言われるがスポーツドリンクしか飲まないので家に帰って来たら浴びるようにドリンクを飲んだりしていました。
食事も基本味の濃いものや甘いものを好むので飴やポテチ、カップ麺、目玉焼きの白身だけ、刺身、いくら、焼肉、キムチ、基本的に上の子はこの程度しか元々食べませんでした。
人によってはもっと少ない種類しか食べられない子もいるようです。フライドポテトしか食べられなく、それだけで成長した子もいるとあるセミナーに出席した時に聞きました。
栄養士が聞いたらびっくりするような話ですがそれでもその方は大丈夫だったようです。
私は子供達の食事は全て嫁さんに任せているのですが、やはり
- 食べなくても見た目も栄養もバランスのとれた弁当を作らないといけない気がする
- 自分の親や特に義理の親にちゃんとしてるように思わせたい
- 先生達にもこの親はちゃんとしているなと思ってもらいたい
このような我が子の障害とまわりとの理解のギャップが障害児の親を特に苦しめていると思うのです。
今でこそ私もこのように思いますが、当時は配慮が足らず申し訳ない気持ちです。
まずは周りに子供のことを理解してもらい、無理をさせずに食事してもらう。
これしか無いと思います。
今小学4年生の上の子は学校で育てたきゅうりが好きになったようで輪切りにしてマヨネーズをかけて食べています、同じくなすの勉強をしたようでなすも食べれるようになりました。
家では絶対に食べないものでも学校で出されるとみんなが同じものを食べないといけないので、頑張って食べれるものは食べているようです。
つい何年か前まではこの子はほとんど食べられるものがない、体もひょろひょろ、この先どうなるのか?と考えていたのが嘘のようです。
人よりゆっくりでも少しずつ成長していって食べれるものも増えていって今度は体重が増えすぎて逆に悩んでいます。
なので下の子も超偏食ですが、前よりもほんの少し安心してみていられるのです。
うまくまとめられませんが、今回伝えたかったのはそういう事です。